アーユルヴェーダは約5,000年の歴史を持つインドの伝承医学です。日本ではエステティック・マッサージというイメージのあるアーユルヴェーダですが、インドでは現在も医学として病気へのアプローチ・健康に日々を送る為の予防医学として人々の生活に役立っています。
また多くのアーユルヴェーダ医師も活躍しており、アーユルヴェーダ大学病院・アーユルヴェーダ治療院も数多く見受ける事ができます。
世界保健機構(WHO)が正式に認めている東洋医学は3つあります。中医学(中国医学)・チベット医学・そしてインド医学。このうちのインド医学がアーユルヴェーダです。アーユルヴェーダという言葉はサンスクリット語のアーユスという言葉とヴェーダという言葉の複合語でアーユスには生命や長寿、ヴェーダには真理や科学という意味があり生命の科学と呼ばれています。
アーユルヴェーダでは、全てのものが五大元素―空・風・火・水・土からなると考えられています。これらのエネルギーが宇宙全体を動かしており人間は小宇宙と考えられている為、一人の人間の中にこの全てのエネルギーがあると考えています。この五大元素の「空」と「風」はヴァータ(風の性質) ・「火」と「水」はピッタ(火の性質) ・「水」と「土」はカファ(水の性質)とされ人間の先天的な体質、性質はこのヴァータ・ピッタ・カファのエネルギーバランスによって左右されます。このエネルギーバランスの事をドーシャといい、3つのドーシャが存在するのでトリドーシャ(トリ:3という意味)と呼んでいます。どのドーシャが強いかによってさまざまな特徴がみられます。
tel. 022-713-8222
tel. 03-6447-0816